認知症の方の運転
あらゆる認知症患者さんで問題になる『 自動車運転 』
道路交通法の改正で(09年以降)、75歳以上の免許保持者は、免許更新時に時間の見当識と手掛かり再生、時計描写の3項目からなる講習予備検査を受検することになりました。
記憶力や判断力が低下していると判定され、さらに更新前1年以内に一定の違反歴があれば、医師による臨時適性検査を受けることになります。検査で認知症と診断されれば免許が原則取り消されます。
全ての認知症が発見されるわけではありません。高齢者のかたは運動能力が低下して運転事故を起こすリスクは高くなっています。
全ての方の注意事項として、運転行動のチェックポイントを下記に記します。
【 運転行動のチェックポイント 】
❏センターラインからはみ出す
❏車庫入れに失敗する
❏車の傷が急に増える
❏運転中に行き先を忘れる
❏話しかけると運転に集中できない
❏車間距離が短くなる
❏交通ルールを守ろうとしない