メマリー(メマンチン塩酸塩)

平成23年3月18日より発売される新しいアルツハイマー型認知症の薬の勉強会が行われました。
メマリーは、NMDA受容体拮抗という、従前より多く使用されているアリセプトとは違った作用機序で、アリセプトに併用して服用することも可能です。

細胞内にカルシウムイオンが過剰に流入することを抑制し神経細胞を保護する、シナプティックノイズを抑制することで記憶・学習機能障害を抑制する、などの作用があります。

また、アリセプト投与時に起こることのある、興奮・攻撃性、易刺激性、食欲・食行動変化など行動・心理症状(BPSD)を改善するといわれています。

※アルツハイマー型認知症の病態そのものの進行を抑制するものではありません

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